auのプリペイド携帯の移行先を検討しよう～各社のケータイプラン比較編～

2020年2月19日2020年7月28日

過去数回に渡ってau「ぷりペイド」の移行先を検討してきたいおぶろぐですが、大手キャリアからはいまだに「通話に重きを置き、かつ有効期間が1年程度と長めのプリペイドプラン」のアナウンスはありません。ソフトバンクのシンプルスタイルが、現時点での通話対応プリペイドsimですが、「高齢の親に持たせる携帯電話のプラン」としては運用が難しく、しかも安くはないというのがいおぶろぐの見解です。

ないものねだりをしても仕方ないので月額プランに目をやると、実は３大キャリア含めてケータイプランが案外揃ってます。まとめて比較してみましょう。

1. プラン一覧
2. 年間料金シミュレーション
3. まとめ
4. 追記

プラン一覧

前提は以下の通り。

最近は「2年縛り」のデメリットが少なくなっているので、2年契約で安くなるならそちらを記載します。
データ通信は使わない前提なので、プランに含まれていても記載しません。
「通話し放題」等のオプションがあるプランでも、通話料はデフォルトのものを記載します。
留守電が標準でないプランも検討対象にしますが、そのプランは注記します。

ドコモ・ケータイプラン

	月額料金	通話料	SMS（国内送信）
ケータイプラン	1200円 ※２年定期契約の場合	20円／30秒 ※家族間通話無料	3円～／1通

ａｕ・VKプランS(N)

	基本使用料	通話料	SMS（国内送信）
VKプランS(N)	1798円／月 ※「2年契約N」適用時	基本使用料に1,100円分の無料通話含む	3円／通

※この基本使用料は「ご利用料金」＋「LTE NET」(300円)＋「データ定額サービス」の最低料金(500円)とした場合のものです

ソフトバンク・ケータイ通話プラン

	月額利用料	通話料	SMS（国内送信）
基本プラン（音声）	980円	20円／30秒 ※家族間通話は無料	3円／通 ※家族間は無料

このプランでは無料留守番電話が使えないそうです。別途オプションを追加する必要があります。

ワイモバイル・ケータイベーシックプランSS

	基本使用料	通話料	SMS（国内送信）
ケータイベーシックプランSS	934円／月	20円／30秒 ※1～21時、ソフトバンク・ワイモバイル携帯へは無料	3円／通

IIJmio・ケータイプラン

	月額料金	通話料	SMS（国内送信）
ケータイプラン	920円	20円／30秒	3円～／通

IIJmioでは、プランにかかわらず留守番電話はオプションで、300円／月だそうです。

年間料金シミュレーション

「高齢の義母に持たせる」用途で受信が多め（だけど発信もある程度する）な仮定ですので、1か月の前提を以下の通りとします。

発信：5分×4回
SMS：10通
ユニバーサル料：5円（多めに仮定）

プラン名	基本使用料等	通話料	SMS送信料	ユニバーサル料	合計料金(税込)／月	年間総額
ドコモ・ケータイプラン	1,200	800	30	5	2,239	26,868
au・VKプランS(N)	1,798	－	－	5	1,983	23,796
ソフトバンク・ケータイ通話プラン	980	800	30	5	1,997	23,964
ワイモバイル・ケータイベーシックプランSS	934	800	30	5	1,946	23,352
IIJmio・ケータイプラン	920	800	30	5	1,931	23,172

※「VKプランS(N)」の通話料・SMS送信料が書いていないのは、無料通話範囲内のため

ドコモ以外は僅差ではありましたが、通話料が各社横並びである以上、基本使用料が一番安かった「IIJmio・ケータイプラン」が最安という結果になりました。それでも、すべてのケータイプランが年2万円を超えるという結果になってしまいました。残念ながらこれらのシミュレーション料金であれば、ソフトバンクのシンプルスタイルの方が安く上がりそうですね。2か月ごとに料金をチャージする手間がかかりますが…。