auのプリペイド携帯の移行先を検討しよう ~nuroモバイル・0sim編~

2019年12月23日

引き続き、auぷりペイドの移行先を考えてみます。

残念なお知らせ

0simがサービスを終了することになったそうです。当記事の内容は2020年2月以降は有効ではなくなりましたが、参考までに残しておきます。

月払い契約の最安?

音声通話付きプリペイド携帯電話サービスとしては、前回ご紹介したソフトバンクの「シンプルスタイル」だけだと思われます、ぷりペイド以外だと。ないものは仕方ないので、通常の月払いの契約で出来るだけ料金を低く抑える方法を探りましょう。

nuroモバイル 0sim

…でもそれで言うとnuroモバイル「0sim」一択な気がしています。もともと500MB/月未満は無料、というデータ通信サービスである0sim。

ですが、数年前に音声通話プランを追加できるようになりました。そのサービスの料金はどんな感じでしょうか。

0simの音声プラン料金

右端の「データ+音声プラン」がターゲット。料金は「700円~2300円」となっていますが、変動分はデータ通信量によります。よってデータ通信せず音声通話のみ使用すれば、700円(税抜)の基本料金で着信専用の電話が持てるということですね。

0simの品質

0sim(データ通信プラン)はその低価格さから申し込みが多くあり、一時期は月に決まった数しか新規契約ができないということもありましたが、最近は落ち着いたようでそんなこともありません。もともと高速ではないサービスですが、にもかかわらず通信品質が良くないという時期もあったようですが、最近は安定しているようです。そもそも音声通話はデータ通信品質とは関係ないので、音声通話専用と割り切って使う場合、品質について問題はないと考えています。

料金シミュレーション

我が家の義母の場合、

  • かけてくる場合はほぼ固定電話から(とはいえまったく携帯からかけないわけでもない)
  • SMSはそこそこ使う

という利用スタイルなので、月に

  • 通話3分 × 1回
  • SMS 70文字以内 × 5通

を発信すると仮定すると、通話:120円+SMS:15円=計135円。基本料の700円を加算して835円。実際にはユニバーサル料とかも加算されるので840円と仮定すると、924円(税込)/月。とすると、年間11088円となります。

…やはり年1万円を下回るのは難しそうですね。とはいえ通話発信をせず、SMSも5通に抑え、ユニバーサル料と消費税含めて800円/月、に収めれば、年間1万円を下回ることも可能…かなぁ?

料金シミュレーション2

さすがに月に発信3分、というのはだいぶ非現実的と思いましたので、もうちょっと緩い条件でも試算してみましょう。

  • 通話5分 × 4回(週一の発信を想定)
  • SMS × 10通

とすると、通話:800円、SMS:30円、合計:830円。基本料と合計すると1530円、ユニバーサル料込みで1535円、税込1689円。年間20268円。…だいぶ考えてしまう値段になりましたね。

まとめ

本当に着信専用、SMS発信さえしない、という方でしたら、「auぷりペイドでチャージ10000円/365日」より安く持てるかもしれない0sim音声プラン。ですが通話料がそれなりのお値段するので、auぷりペイド代替として「可能な限り音声発信は控えてね」と親に言い含めることができるご家庭なら、良い選択肢かと思われます。

追記

さらに代替案を検討しました。