成城石井自家製プリンの変化 ~プラカップ化とアルミカップ併売の謎~

2019年5月10日

プラカップ化

「とろけるプリン」の台頭に警鐘を鳴らす筆者はいわゆる「固めプリン」愛好者であること、そして手軽に手に入る固めプリンはスーパー「成城石井」自家製の焼きプリンであることは以前にも記事にしましたが。そのプリンにここ1年ほどで大きな変化が起きています。

その1番目が「プラカップ化」。プリンは蒸すなりオーブンで焼くなりして固めますが、そのため容器が耐熱である必要があります。陶器やガラスの器がベターでしょうが、小売店で大量に売るには向いていません。成城石井で使われていたのはアルミの容器でした(ライバル?である紀ノ国屋のプリンも同様です)。

ですが、(おそらく)2018年、突然成城石井の「焼きプリン」がプラスチックカップで登場します。そして謎なことに、アルミカップと併売が行われたのです。

ちゃんとオーブンで(?)焼いているからアルミ容器を使っていると思っていたのに、なぜプラカップで?それとも最近のプラカップは熱に耐えるのでしょうか。食べてみましたけど…よくわからない。アルミ容器版と比べて多少柔らかい気もするが、気がするだけかも…という感じ。

そして併売の謎。アルミ容器じゃなきゃヤダ!という客のために残してある…というほど少ない量しか店頭に置いてない、というわけでもない。でも内容が違うのであればそれをもっと推して欲しいんですけどそれもない。今のところは容れ物が違うことくらいしかわかりません。

アルミカップの背が低く

そして2019年の5月になって店頭を覗くと、相変わらずアルミ容器、プラカップが併売してましたが、ふとアルミ容器を手に取ると。

容器が平たくなっている…。

「カップ」ですから、デザインとしては縦長…というか高さがあったのですが。今日手に取った容器は「タルトかよ!」って感じの平べったいデザインになっていました。プラカップは今まで通り?に縦長デザインを保っていましたが。

謎が謎を呼ぶ成城石井プリン

同じように見えても、消費者が気づかない部分でどの業界もマイナーチェンジを繰り返しているものなのでしょうが。それにしても謎が多い成城石井プリン。

  • アルミ容器とプラカップ版の違いは何か
  • 中身が同じならば、併売するのはなぜか
  • 中身が違うなら、なぜ「違い」を前面に出したデザインや売り方をしないのか
  • このような状況下で、なぜアルミ容器を平たくしたのか

アルミ容器が平たくなって、以前より容量が減ったのかはわかりません(もともと容量表記がなかった気がする)。原材料の高騰が原因で以前と同じ値段で売れなくなったというのなら、値上げしてもらってよかったのに。ちょっとこの容器はあまり美しくない…。

今日は諸般の事情で写真がないのですが、いずれ続報を。

そして事情をご存知の方がいらっしゃいましたらコメントいただけたら幸いです。

追記

アルミ容器版とプラ容器版を比べてみました。

追記2

結局成城石井に聞いてみました。