povo2.0 は、ガラケー的に使ってもお安いのか?試算してみた

2022年5月14日

Rakuten UN-LIMIT Ⅵ の目玉だった「データ1GBまで0円」というサービス。
いおぶろぐでも、かつて記事にしました。

ですがそのサービスは結局終了のアナウンスが出されました。
その結果、auのサブブランド「povo2.0」がにわかに注目を集めたのは皆さまご存じのとおりです。

そうか、povo2.0は明確に「基本料0円」なのか…。
ガラケーが使えないのは楽天モバイルと同じだろうから、スマホに慣れていない高齢者に手放しでおススメはできないだろうけど、とりあえずお安くなるのかどうかだけ、試算してみました。

料金シミュレーション

条件は、「ぷりペイド移行先検討」でやっていたものと同じにします。
すなわち「高齢の親に持たせる」用途で受信が多め(だけど発信もある程度する)というものです。
ネットどころかLINEも使用しない、テキストのやり取りはSMS(ショートメッセージ)で、という前提です。

  • 発信:5分×4回
  • SMS:10通
  • ユニバーサル料:5円(多めに仮定)
プラン名基本使用料等通話料SMS送信料ユニバーサル料等合計料金(税込)/月年間総額(税込)
au・VKプランS(N)9983051,13713,644
日本通信SIM・合理的シンプル290プラン264
(税込290)
4003057699,228
日本通信SIM・合理的シンプル290プラン・通話定額(70分無料)264
(税込290)
636
(税込700)
3051,02912,348
povo2.0(トッピングなし)080030591911,028
povo2.0(5分以内通話かけ放題)0500
(税込550)
3055897,068
基本使用料等、通話料、SMS、ユニバーサル料は特記なき限りそれぞれ税別です。

条件付きだが最安値キター🤩

解説

今まで「ぷりペイド移行先検討」「高齢の親に持たせるケータイプラン検討」でも、「素」のプランだけで検討してきました。
かけ放題等のオプションを設定しても、上記のシミュレーション条件ではさほど安くならないことが理由の一つです。上記表の「日本通信SIM・合理的シンプル290プラン・通話定額(70分無料)」がいい例です。

そして、かけ放題プランにはいくつか条件を課しているキャリアも多く、実際に使用する場合「1通話10分以内」等の条件を「高齢の親」は考慮してくれないだろう、というのが一番の理由です。

ですが、povo2.0「5分以内通話かけ放題」トッピングの「5分以内」という条件は、いおぶろぐが試算に使ってきた「発信:5分×4回」の「5分」に合致するので、試算してみてもいいかな、と思ったのです。

そしたらなんと、600円未満/月、とは…。

ですが「素」のプラン同士で比較すると、日本通信SIMの方がお安いですね。
日本通信SIMが基本料290円であるものの、通話料がpovo2.0の半額、というのが効いてますね。

何も考えずに電話しても11円/30秒の日本通信SIMを選ぶか、
5分以内で通話を切ることを徹底して、povo2.0の5分以内通話かけ放題トッピングを選ぶか。
使う人の性格による、でしょうね。どちらがお得かは…。

さらに良い点、そして注意点

そしてこのpovo2.0ベースプランのすごいところは、上記ページ真ん中あたり、

データ容量が0GBの場合の通信速度:最大128kbps

ってところ。逆に言えば「最大128kbpsだけどデータ通信は使える」ってこと…ですよね?

eメールとかLINEとか、使おうと思えば使えてしまう、ってことじゃないですか?
まあどちらでも写真や動画を載せた時点で重くて使い物にならなくなるでしょうから、あくまで緊急用ですが…。

そして「基本料」欄の

※180日間以上有料トッピングの購入などがない場合、利用停止、契約解除となることがあります。

という記述はちょっと気になりますね。

これは
「受信専用機としては使わせないよ。半年に1回くらいは何らかの課金をしておくれ」
というauからのメッセージだと思われます。

あ、そうそう、auが提供しているもののpovo2.0はオンライン専用プランということで、格安SIMと同様、支払いにはクレジットカードが必要となります。
また、ガラケーは使えないようですし、ガラホはもしかしたら対応機種があるのかもしれませんが、かなり限られるのではないでしょうか。詳しくは対応機種ページをご確認ください。
つまり実際には、スマホも使えず、クレカもお持ちでない高齢の親に持たせるには、povo2.0はあまり現実的でない、ってことですね。

まとめ

5分以内通話というかなり厳しい条件とはいえ、その条件を守っている限りは、かなりお安く通話できるSIMだと思います。

しかし、「電話番号保持」「受信専用」として使う場合は、日本通信SIMなら月額290円で済むので、素直に毎月課金した方がスッキリできると思います。
povo2.0だと、半年ごとに「いくら課金したっけ?」「これだけの課金じゃ利用停止になっちまう?」と不安になる…かもしれません。

上記試算条件では、povo2.0(トッピングなし)でも、同じ回線を使っているはずのauのVKプランS(N)より安いので、対auのプランと比較検討してみるのもいいかもしれません。

povo2.0は、本当に個々の使い方次第、ですね…。