HISモバイルの「自由自在290プラン」、注目すべきは30秒9円(税込)の通話料では?

Rakuten UN-LIMIT Ⅵ の「1GBまで0円」取りやめ発表に伴って、大手サブブランドや格安SIM界隈がにわかに騒がしくなっている今日この頃ですが。

格安SIMである「HISモバイル」が突如として新プランを発表。
音声通話SIMの基本料290円、というのはすでに「日本通信SIM」がやっていますが(こちら参照)、HISモバイルのホームページに行ってみたらもっと驚くべきことが書いてあったのでした。

通話料9円(税込)/30秒の衝撃

通話料、9円(税込)/30秒!!!😳

いおぶろぐでも記事にしたOCNモバイルone日本通信SIMでも通話料は30秒あたり11円(税込)、つまり税抜10円だったのですが、HISモバイルは30秒あたり9円(税込)にしてきました。税抜価格は8円でしょうか。
30秒で2円違う、ということは1分で4円。5分話すと20円違ってきます。

料金シミュレーション

条件は、「ぷりペイド移行先検討」でやっていたものと同じにします。
すなわち「高齢の親に持たせる」または「受信中心」用途で「受信が多めだけど発信もある程度する」というものです。
ネットどころかLINEも使用しない、テキストのやり取りはSMS(ショートメッセージ)で、という前提です。

  • 発信:5分×4回
  • SMS:10通
  • ユニバーサル料:5円(多めに仮定)
プラン名基本使用料等通話料SMS送信料ユニバーサル料等合計料金/月年間総額
日本通信SIM・合理的シンプル290プラン2904403357689,216
povo2.0(トッピングなし)088033591811,016
HISモバイル・自由自在290プラン2903603356888,256
今までは基本的に税抜価格で計算していましたが、今回より税込価格での計算としました。
SMSは70文字までの料金で計算しています。

年間8000円台キター!😍

解説

上記シミュレーション条件での最安記録更新です。

前回のpovo2.0で、「5分以内通話かけ放題」トッピングを付けたら年間7000円ちょっとだったんですが、「素」のプランで考えた場合は、今回のHISモバイルの方が安いです。
HISモバイル・自由自在290プランにも「5分かけ放題」があるのですが、500円(税込)/月かかります。上記シミュレーションだと通話料360円(税込)/月。ですから「素」で使った方が安いですね。

注意点

出典:https://his-mobile.com/domestic/planlp_2022splan

一番左の枠、基本的には通話料550円(税込)/月、とキャリア側も考えているのがわかります。
290円(税込)/月なのはあくまで「さらに(データ通信量)100MB未満の月は」という場合のみなんですね。

使う人が意図的にアプリを使わずとも、スマホはバックグラウンドで何らかの通信をしている場合があります。それが100MB/月、で収まるかどうかは、スマホに入っているアプリにもよるでしょうから何とも言えません。
スマホでこのSIMを使い、基本料を290円にしようとするなら、設定で「モバイルデータ通信」をオフにして、Wifi以外でのパケット通信をしないようにする必要があります。

あるいはガラケーを使ってしまえばこの不安は解消されます。上記の絵にも「ガラケ利用」とか書かれていますが、対応機種のページを見ると、いわゆる「ガラケー」は含まれていません。
しかし「NichePhone-S 4G」というフィーチャーフォンは対応機種に含まれていますので、どうしても290円で使いたい!という人はこういう機種を購入されれば心配はなくなります。

また、この「高齢の親に持たせるケータイプラン検討」でも再三言っていますが、HISモバイルも契約にはクレジットカードが必要ですので、クレジットカード持ってない率が高い高齢の方が直接契約するのはハードルが高いと思われます。

さらに、これも格安SIMあるあるですが、留守番電話サービスは有料ですのでご注意ください。

まとめ

格安SIM各社で「専用アプリから発信すれば通話料11円/30秒」というのは以前からありましたが、アプリなしでも11円/30秒を導入したのが2021年のOCNモバイルone、IIJmioだったと記憶しております。
大手キャリアは22円/30秒ですので、いきなりの半額にも驚きましたが、HISモバイルはさらにそこから下げてきた、ということですね。

auの「ぷりペイド」を使っていた義母の移行先を探していた頃が懐かしくなるくらい、「データ通信は使わず通話・SMSだけ、しかも受信の方が多い」という使い方に適したSIMがバンバン発売されて、うれしい限りです。