auのプリペイド携帯の移行先を検討しよう ~Rakuten UN-LIMIT VI編~

2021年2月2日

au「ぷりペイド」の終わりが近づき始め、通常契約への移行を薦める案内がわが家にも来ました。やはり VKプランS(N) への移行がベターかな…と思っていた1月末、とんでもないプランが降臨。

その名は、Rakuten UN-LIMIT Ⅵ

出典:Rakuten Mobile HP
⚠️注意

この記事で紹介しているサービスの価格は、2021年現在のものです。
2022年5月、Rakuten UN-LIMIT Ⅵ の「データ1GBまで0円」は終了することが予告されています。

0simを超える衝撃

データ1GBまでタダ。ってことはデータ通信せず、着信専用として使えば0円(+数円のユニバーサル料)で回線維持できるってこと? こりゃもうnuroモバイル・0simの再来じゃないか!!!!

いや再来どころか! 0simは音声プランをつけると月額700円の基本料がかかりました。Rakuten UN-LIMIT Ⅵ はどうやら音声基本料もないようですし、従量課金とはいえ通話料も他社と同じ20円/30秒なので、音声のみで使うつもりなら神プランですよ!

神プランになるための前提

Rakuten UN-LIMIT Ⅵ が神プランになるためには、以下の条件が必要です。

  • 使用者がスマホに慣れており、Rakuten LINKアプリで発信することができる
  • 動画などは見ずにメッセンジャー使用のみとし、ギガの使用は月間1GB未満使用に抑えられる
出典:Rakuten Mobile HP

上記いずれかが可能であれば、マジで0円(+ユニバーサル料)での運用が可能です。auぷりペイドをも超える低利用者向け神プラン!

でもお義母さん、スマホ使えないよなぁ…。

年間料金シミュレーション

常にRakuten Linkアプリを使って発信してもらえばいい気もしますが、もしかしたら使い分ける必要があるかもしれない。というわけで通常の電話アプリのみを使った場合のシミュレーションをしてみましょう。

いつもの通り「高齢の義母に持たせる」用途で受信が多め(だけど発信もある程度する)な仮定ですので、1か月の前提を以下の通りとします。

  • 発信:5分×4回
  • SMS:10通
  • ユニバーサル料:5円(多めに仮定)
プラン名基本使用料等通話料SMS送信料ユニバーサル料合計料金(税込)/月年間総額
Rakuten UN-LIMIT Ⅵ080030591911,028
au・VKプランS(N)9983051,13713,644

あれ? 思ったほど激安じゃないな…???

やはりハードル高いか?

義母に今さらスマホを勉強してもらうか? …ハードル高そう。

じゃあガラケーを買ってRakutenのSIMを刺せば…って、公式にはガラケー非対応だった😱

じゃあガラホ…ってそもそも機種が少ないし、Rakuten対応バンドやそもそものAndroidバージョンを考えると、事実上使えないも同然か…

それでも最安は最安

それでもいわゆる「基本使用料」0円で、通話料も他社プランと同じ値段で使えるというのは大きいですね。上記のシミュレーションの通り、いまのところ最安には変わりありませんし。

ただ、スマホが操作できることが条件になってしまうんですよね、楽天モバイルの場合は…。

安さを取って、高齢者にイチからスマホを教え、不明点があったらすぐ駆けつける等のコストを払うか? 払えるのか?

悩ましいです…。