auのプリペイド携帯の移行先を検討しよう ~auのVKプランS(N)にしました~

2021年10月24日

気付いたらもう2年もやっていた『高齢の義母が持つ、au「ぷりペイド」の移行先探し』シリーズですが、いおぶろぐ家では一応決着しましたのでご報告です。

いおぶろぐの義母は、結局auのVKプランS(N)にしました。

VKプランS(N)に決めた理由

やはりガラケー(型の端末)が使えるというのは大きいです。
また、VKプランS(N)が公式に、LTE NETなし契約を認めた(と思える文言をチラシに掲載していた)こともありますかね。こちらのページで紹介したように、当ブログ読者様がauに確認していただいたことが、認められました。

そして、無料通話1100円分付きが強い、ってのが多分一番の理由です。
ちなみにVKプランS(N)と他キャリアのプランを比較した記事はこちら

ページ右のVKプランS(N) の値段下の「※」注記は、「じゃあネットを使わず通話だけなら998円なんだよね?ね?」という疑問が出るのが必然と思われますが、正しいことが証明されました。

そして、これもまた大きな理由ですが、auなら料金の銀行引き落としができることですね。高齢の方だとクレジットカードお持ちの方はそう多くないと思われ、義母も持っていませんでした。MVNOはほぼクレカ払い必須のようですから、そもそも義母はMVNOを契約するのは難しかったんですね。

契約・端末購入の顛末

上記チラシで紹介されているKYF39が欲しかったのですが、契約しに行った8月13日には、ピンクが近隣店舗どころか全国的にも在庫切れっぽい。前日には後継機であるKYF42が出たばかりで、それなら店に在庫があり、KYF39と同じ値段でいい、というのでKYF42にしました。
ぷりペイド端末もピンクだった義母は、携帯はなくさないように派手な色がいい、ということだったのですが、KYF42はなぜか比較的落ち着いた色ばかり…その中なら、ということで水色になりました。

だが、そのauショップではオンラインでガラケーを登録する機械?がすでにないらしく、FAX経由でやるので時間がかかる、とのこと。朝一で行った我々はその後墓参りに行くつもりだったので「ちょうど良かった。帰りに取りに来るわ」という流れになったのですが。

我々同様、ぷりペイド→通常契約でガラケー(への機種変更)需要は旺盛なんじゃないの?と聞いたところ「そういう人はすでに機種変を終えている(遅くとも2021年春くらいまでには)」とのことでした。

そもそも移行案内のチラシが来たのが2月で、こんな風に書かれていれば、そこそこ使ってる人なら「もうこれが最後の機会なんだな」と重い腰を上げたことでしょう。いおぶろぐ家が「残高できるだけ使い切ってからにしよう」なんて悠長過ぎただけですね。 考えてみれば8月ってぷりペイドサービス終了までもう4か月ですもんね…。

プリペイド残高はどうなった?

さて、その残高の話ですが。

この契約の時でも特に残高の払い戻しという話は店員さんから出ませんでした
そもそもぷりペイドサービスは残高が残っていようが指定日間発信がなければ使えなくなるサービスですので、残高は「期限付き」であり、かつぷりペイドサービスでしか使えないのであり、ぷりペイドサービスでしか使えない残高を「払い戻す」ってこと自体が想定されていないでしょうね。
だからこそ2年も前から「2021年12月でサ停するからね~」ってauが周知してたんですもんね。

とはいうものの、au通常契約への移行だから、もしかしたらポイントで還元とかあるかな?…と期待してたんですが、ありませんでした。残高は多分2、3000円分くらいだし別に惜しくはないんですが、ね…。

ちなみに契約としては、もともとぷりペイドの契約者がいおぶろぐの妻だったので、そのまま妻が契約者で、引き落とし口座は義母の口座にしました。

注意点

LTE NETは、確かに契約しないことはできるのですが、一度契約してあとで(同月内に)外す必要があります。妻が買い物ついでに翌日auショップに行って外してきました。

あと、これはVKプランS(N)の問題ではなく、最近のガラケー(ガラホ)全体の問題かと思いますが、当初、ぷりペイド端末PT002からKYF42へのSDカード経由の電話帳移行が出来ませんでした
詳しくは下記記事をご覧ください↓

そしてもう一つ。これもKYF42特有の仕様にまつわる問題ですが。
この端末では、初期設定を誤るとSMSが使用できなくなってしまいます


これを聞いたときはさすがに「そんな馬鹿な」と思ったのですが、確かに取説には回復方法の記載がないし、実際に操作しても取説通りだし、ちょっと焦りました。
「ちょっと」なのは、実は義母は現在(いろいろあって)別途iPadを導入したため、今やLINEで連絡が付くようになりました。相対的にSMSの重要度が下がり、そこまで困ってないです。
でも義母との間のメッセージングツールはSMSしかないという親戚もいますし「まったく困ってない」ほどの状況でもないので、時間ができたらauショップに行って解決策がないか話をしてこようかと思ってます。

御礼

2年以上引っ張った割には面白くないオチになってしまい申し訳ありません。
auさんがぷりペイドの受け皿プランを出してくれるだろうな…と期待し続けていたのですが、結局受け皿だと明示されたプランは出ず。とはいえVKプランS(N)は無料通話分が多くて事実上の受け皿…。
裏切られたのかそうではないのか、いおぶろぐもいまいちわかりません。

とはいえこのシリーズは特にMVNOの通話お安いプランをウォッチし続ける動機にもなりました。ここまでお付き合いいただいた読者の方々にお礼を申し上げます。