モバイルバッテリーでバイクのバッテリーを充電できるガジェットを試してみた

2023年1月10日

ぜひ動画もご覧ください。

バイクなんか乗ってらんない!

冬は寒いですよね!
クソ寒い中バイクなんか乗ってらんないっすよね!!!

夏は暑いですよね!
クソ暑い中バイクなんか乗ってらんないっすよね!!!

というわけで、アラフィフのいおぶろぐはここ数年、7月中旬~9月中旬にかけてバイクは乗らないようになってしまいました(もっと以前から、冬は乗ってません…)。
そして2022年、夏だからと油断して2か月放置した結果、バイクのバッテリーが上がってセルが回らなくなりました。

バッテリーは自然放電してしまうものですが、定期的にバイクに乗っていれば、その都度、エンジンが発電した電気がバッテリーに充電されるので、たいていの場合、放電分を上回って充電されます。
しかし、長期間エンジンをかけずにいるとバッテリーは放電しっぱなしであり、いずれセルを回す電力さえなくなってしまいます。これがいわゆる

バッテリー上がり😱

バッテリーが上がったら…?

さて、どうしよう。

バッテリー外して充電器に掛ける?
クルマや他のバイクのバッテリーを使ってジャンプスタートする?

ジャンプスタート(出典:写真AC)

どっちにしろ面倒くさいなあ…。
空調服とか電熱ベストとか、バイク絡みの多くのものもモバイルバッテリーで動く昨今、

バイクのバッテリーも
モバイルバッテリーから充電出来たらラクなのに🤔

とか、ないものねだりな考えをしていたら、なんと、そんなことができる商品がありました!

モバイルバッテリーからバイクのバッテリーを充電できるガジェット

こちらがその商品。LILEADの「バッテリースピリット」というもの。
可愛らしい見た目をしています。

このかわいらしい機械をバッテリーに繋ぐための配線だけは、バイクに施す必要があります。

出典:バッテリースピリット 取扱説明書

そしてその配線に、このかわいらしいガジェットから伸びているコネクタをつなぎます。

防水コネクタですね

さらに、このかわいらしいガジェットのトサカ…もとい、USB端子に、モバイルバッテリーをつなぎます。

すると!

このかわいらしいガジェットの目が!緑に点滅し始める!
(緑の点滅は「充電中」を示します)

トサカにモバイルバッテリーをIN!

放置すること1時間。

このかわいらしいガジェットの目が光を失っています…。
ということは充電終了ということですね。

(実際には、バイクのバッテリーの弱まり具合とモバイルバッテリーの容量によって、充電にかかる時間は変わると思われます)

この状態でセルスイッチを押してみると、あっさりセルが回ってエンジンが始動しました。

同様の機能を持つ充電器はすでにあります、が…

世の中には、長期保管するエンジン車のバッテリーが減らないよう「メンテナンス充電」をするための製品があります。
「Optimate」なんかが有名ですね。

出典:https://optimate1.com/ja/om7select/

いおぶろぐのバイクにも、前オーナーがOptimate用のコネクタを配線済みであり、今回の製品には変換ケーブルをかまして使いました。

ただ、Optimateはコンセントから給電するので、電気の通っている屋内ガレージや倉庫にバイクを置ける人たち向けのものですね。
いおぶろぐのようにマンションで、屋外コンセントも設置されていない物件住まいには使えません。

そのような

100v電源が来ていない場所でのメンテナンス充電

という「ないものねだり」をしていた者たちの救世主なんですよ、この「バッテリースピリット」は!

トリクル充電

自動車やバイク用の12vバッテリーは、その充電時、ただ電流をバッテリーに流し込めばよいというものではないらしく、「トリクル充電」という方法が多くの充電器で謳われています。

かいつまんで言えば「バッテリーの充電状況を判断しながら、微量の電流を流し続ける」という方法のようです。だからこそ、従来のメンテナンス充電器はコンセントから電気を取っていたのですが。
とはいえ技術の進歩により、モバイルバッテリーでも長時間安定して電力を出力できるようになりました(充電用途は低電圧だから、ってのもありますが)。

この「バッテリースピリット」も当然この「トリクル充電」方式をサポートしています。

出典:バッテリースピリット 取扱説明書

まとめ

いおぶろぐは、2021年の真冬にこの製品を見つけたものの、すでにどこでも売り切れ…。
2022年、ついに夏にバッテリーが上がり、いい機会だからと即ポチりました。

バッテリーが弱っているあなた、買っておいて損はないですよ!