CHUWI HiPen H7 の謎(2)~やっぱりHi10XRも謎~

CHUWI のアクティブスタイラス、Hipen H7 についての考察第二弾です。
第一弾は以下↓を参照ください。

ワコムパネルではない?

ワコムと何らかのトラブルがあり、CHUWIはワコムパネル搭載(?)の Hi10XR を売ることができなくなった、と前の記事でいおぶろぐは妄想しました。
でもCHUWI公式ページで HiPen H6HiPen H7 のページを見比べると、不思議なことに気付きます。

HiPen H6 and HiPen H7 are suitable for the following models:Hi10 Go, SurPad, Ubook X, Hi10 X, UBook, UBook Pro.

HiPen H6、H7 ともに、Hi10X はじめ UBook Pro などでも使用できる、と書いてある。
つまり性能としては、HiPen H6 も H7 も同じということ?

そしてH6の商品ページの見出しはこちら。

HiPen H6 Active MPP Stylus w/ 4096 Pressure Levels

H7 の商品ページの見出しはこちら。

HiPen H7 Active MPP Stylus w/ 4096 Pressure Levels Power by Wacom

「Power by Wacom」表記の有無だけですね違いは。
それぞれに書いてある「MPP」とは「Microsoft Pen Protocol」、つまりMicrosoft の Surface で採用されているペンの形式のことと思われます。

まとめると、

  1. HiPen H6 は Hi10X で使用できる(と公式ページには記載してある)
  2. HiPen H6 と H7 はともに対応機種が同じである(と、公式ページの記載から判断できる)
  3. HiPen H6 と H7 はともに MPP をサポートしている(と、公式ページの記載から判断できる)
  4. HiPen H7 は いおぶろぐの Hi10XR で使用できた

となります。
これらから導き出せるのは、

Hi10XR(おそらくHi10Xも)のパネル形式は、MPP

ではないでしょうか。

Powered by Wacom とは…?

じゃあ H7 のパッケージや商品ページに書いてある「Powered by Wacom」ってなんやねん、ってことになりますが。
以下の商品をご覧ください。

ワコムのスタイラスペン「Bamboo Ink」です。
これはワコムの形式である「AES」とMPPに両対応しています。筆圧は H6/H7 と同じ4096段階。

HiPen H7 って Bamboo Ink の廉価版なのでは?🤔

Bamboo Inkにある、ペンの「お尻」のボタンこそ省かれていますが、サイドスイッチは2個だし、単6乾電池対応だし、サイドスイッチ両方を長押しでAES/MPPの切り替え、という機能まで同じです。

でもいおぶろぐ家には、AES対応のタブレットがなく、確認することが出来ません。
どなたか確認していただけないでしょうか…。

結局残る疑問

  • Hi10X/XR をはじめ、UBook/X/Pro 等CHUWIの最近の製品で採用しているのはMPP形式のパネル
  • HiPen H6/H7 は、ともにMPP形式のスタイラスペン
  • HiPen H7 は、AESとMPP両方の形式に対応しているスタイラスペン

状況証拠からすると、上記のことがいえると思います。

でも、そうすると、

Hi10XR が、なぜ「なかったことにされているのか」

という疑問は残ったままなんですよね。

一番あり得るワコムとのトラブルって「HiPen H7 の AES/MPP 両対応に際し、CHUWIがワコムに何らかの筋を通さなかった」だと思うんです。
でも、HiPen H7 は名前も変えずに今も売っているので、この線は薄いかと思います。
中身をしれっと変えたのかもしれませんが、それなら同じ名前で売り続けることの方がむしろ不自然に思います。

次にあり得るのは「Hi10XR にワコムパネルを搭載するに際し、CHUWIがワコムに(以下略)」ですが、この線もなさそうなんですよね。

いおぶろぐは現在、Hi10XR と MiniBook X を持っています。CHUWI公式に言及はありませんが、おそらくMiniBook X もパネルはMPPだと思われます。
Hi10XR がAES形式のパネル、MiniBook X がMPP形式のパネル、と仮定した場合、HiPen H7 は、両サイドスイッチを長押ししてAES/MPPを切り替えないと、片方ずつでしか使用できないはずです。

しかし実際には、何の操作もなしに、Hi10XR の直後に MiniBook X で、HiPen H7 を使って線を引くことが出来ています。
つまり Hi10XR も MiniBook X も、MPP形式のパネルを搭載している、と考えられます。

じゃあ何で、Hi10XR が「なかったこと」にされてるの?

やっぱりこの疑問が残ってしまいます。

企業間の知的財産権の取り扱いはシビアでしょうから、消費者に分からないうちに企業間で問題が解決している例なんていくつもあるんでしょうが、Hi10XR(とHiPen H7) のこの件は、謎すぎますね。

消費者に害がほぼないことだけが救いですね。