ブラウン シリーズ7 とラムダッシュ5枚刃の(剃り味だけでない)性能比較!
5年使ったラムダッシュが壊れた、という記事を書きました。
代替機としては、経済的な理由でラムダッシュを選ぶことができず、ブラウン シリーズ7 を選択しました。
せっかくですので、ラムダッシュとブラウンの差を検証してみます。
作動音
朝食の準備で忙しい奥様やまだ寝ていたいお子様から文句を言われないためにも、シェーバーの作動音は、世のお父さん方には結構重要な問題ですよね。
ラムダッシュ:みぃ~~~~~~~~ん
ブラウン:ぶぅ~~~~~~~~~~ん
という感じです。ラムダッシュは高周波な音なので、イヤな人は嫌がるかも。いおぶろぐも最後まで好きにはなれない音でした。ブラウンのは「ああ、モーターが仕事してる…」と安心感さえ覚える音です。音量としては両者同じくらいだと思いますが、ラムダッシュの方が耳障りに感じますね。※個人差があります
ちなみに洗浄の際は本体のモーターが刃を動作させているようなので、髭剃り時と同じような音がします。
評価:ラムダッシュの高周波な音は、好みが分かれそう
剃り味(特に深剃り)
ラムダッシュは、「使用者の雑な操作にも対応してくれる」という印象です。どんなシェーバーでも「肌に垂直に刃を当てる」「シェーバーを持つ手と反対の手で肌を伸ばす」のが基本だと思いますが、ラムダッシュはその基本を守らなくても、しつこくストロークしてればいつの間にか剃れてた、という感じです。
ブラウンは、上記の基本を守らないと何度ストロークしようが剃れない、という印象です。逆にそうしないと剃れないため、積極的に「垂直」「肌を伸ばす」を行うことで、ラムダッシュよりかかる時間は少なくなる場合もある気がします。
ラムダッシュの意外な弱点は「鼻の下」。ヘッドの大きさが災いしてか、肌への垂直を心掛けても剃り味が悪いと感じました。ブラウンは刃が左右に上手いことスイングして、スムーズに剃れている感じがします。※個人の感想です
ブラウンはパワー調整ができますが、「最強」にして上記の印象ですので、あまりひげが濃くなく、肌も強くない人は、弱めの設定の方がいいと思います。いおぶろぐはひげが濃くて肌が弱めという自覚がありますが、「最強」でも肌がヒリヒリすることはありません。
評価:両者とも肌には優しい。雑に使っても深剃りできるのはラムダッシュ
細かい部分
なぜかラムダッシュは、電源オフがボタン二回押しだったんですよね(電源オンは当然一回押しですが)。それもずーーーーっと気になってました。ストレス…というほどではないんですが、急いでるときにたまに2回目を失敗して電源オフにならず、再度ダブルクリック…みたいなのがたまにありました。急いでるときにやりがちなので非常にムカつきます😓
洗浄方式は、ブラウンはアルコール入りのカートリッジ。ラムダッシュはカップに洗浄液を水で薄めて入れる方式。正直、カートリッジ交換式のブラウン方がラク。ラムダッシュのは交換時にまずひげクズ入りの旧洗浄液の入ったカップを洗わねばならないのがイヤだなぁ…と。
ただしブラウンのカートリッジは洗浄器と同じ底面積があるので、シャンプーの試供品程度のパッケージであるラムダッシュの洗浄液に比べると在庫の保管に場所を取ります。そこだけご家族の了承を取れれば、1個当たりの単価は通販サイトでまとめ買いするなら両社ほぼ同じです。
そしてブラウンの洗浄器は微妙にサイズが大きくて、洗面台の三面鏡裏に素直には入りません。電源コードも外側に飛び出しており、日本の住宅事情はあまり考慮してくれていません。それが許容できれば、洗浄機自体のデザインとしてもブラウンの方がカッコいいと思います。
評価:ブラウンの方がいろいろスマートかな…
総評
ブラウンに乗り換えた今考えると、ラムダッシュ5枚刃はやっぱり深剃り速剃り出来てたんだな…と感じます。とはいえ「鼻の下」などラムダッシュも完璧ではないので、得意分野や剃り方の特徴を理解して使えば大きな差は感じない、というのが正直なところです。
洗浄液がカートリッジか否かとか、作動音が小さいとか、そして価格とか、を加味して考えると、2020年のいおぶろぐとしては、ブラウン シリーズ7に軍配を上げます。
この記事が、みなさまのシェーバー選びの一助になれば幸いです。
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