パナソニックシェーバー ラムダッシュの電池交換方法

2019年11月20日

長いシェーバー生活で初の充電池ヘタリ

長いことブラウンのシェーバーを使ってましたが、ふと国産シェーバーも気になってラムダッシュにし、2代目となるES-CLV86を使い始めてからもすでに5年になろうとしていました。同一機種をこんなに使い続けたのは初めてかもしれません。そのせいで、充電池のヘタリにも初めて遭遇することになりました。

毎朝、使い始めは元気なのですが、2分もすると突然動作を止めてしまいます。しばらくは洗浄機の電源ケーブルをシェーバーに挿しなおして使っていましたが、さすがにウザいので充電池を交換することにしました。

ラムダッシュ対応充電池は

検索すると、充電池は「ESLV9XL2507」または「ESLV9ZL2507」という型番で、「ESELV9L2507N」の後継のようですね。

型番移行の経緯はよくわかりませんが、とりあえずどちらかの型番が書いてある電池ならES-CLV86に使えるようです。amazonにもあるのでポチります。中1日で到着。なぜか組み立て前の箱と一緒に。

キモチ大き目の単3電池、という感じです。モノが手に入ったので、交換するためにシェーバーを分解していきましょう。

ラムダッシュ分解手順

まずはシェーバーのお尻(電源ケーブル刺すところ)を見ると、小さなプラスねじで留まっているのがわかります。まずこれを精密ドライバーで緩めます。

ちょっとやったところで、案外しっかり留まっていることがわかり「あっやべぇこのままだとネジ舐める…」と気付きました。急いで工具箱から昔買ったハンドル部分が太い精密ドライバーを持ってきました。

今調べたらネットで300円しないくらいなので、手持ちの100均精密ドライバーに不安があるならポチりましょう。さてお尻のネジを外すと、

カバー部分がスライドできるようになるので、矢印方向にスライドさせて外します。

剥けました。簡単でしたね。ただし大変なのはこれから。今度は上のカバー部分を外すのですが、ねじ留めではなく、嵌め込んであるのを外します。マイナスの精密ドライバーを用意しましょう。そしてここへ差し込みます。

すき間を広げつつ、持ち上げるようにします。具体的には、カバー側の白いポッチが表側に出てくる程度に。

今度は機体側面のポッチを外します。場所はこちら。

この2か所の嵌め込みを外すのを、機体逆側も同様に行います。すると、

もう外れそうですね。と言いたいところですが、そんなにガバガバな造りではなく、結構キツキツです。なのでカバーを左右に振りつつ、徐々に機体の背の方に持ち上げていきましょう。

ここまできてもまだ「ぱかっ」とは開かないんですが、もう少し頑張りましょう。

やっとカバーが外れました。ドライバーを再度プラスに持ち替え、水密カバーを留めているネジ6本を外します(写真では下部の2本はすでに外した後です)。そしてこのカバーもキツキツなので、上下に振りながら外していきます。

やっと充電池がお目見えです。

充電池をこの写真の上方へ引き上げると、ホルダーから外れます。

新しい充電池をホルダーにセットします。プラスマイナスの方向を間違えないように。

その後、白い水密カバーを戻します。周囲に水密用の細くて黒いゴムが一周してますが、これを外したり、溝ではないところに噛み込んだりしないように気を付けましょう。防水機能に影響が出る可能性があります。

そして、今までと逆順に部品を戻し、ねじを締め、カバーを嵌め込みましょう。

はい、元通りです。

動作確認

洗浄充電器にセットして数分もすれば、数秒は動く程度に充電されるので、とりあえず動くことを確認しましょう。機体の充電ランプが付かず、電源ボタンを押しても動き出さないようであれば、電池のプラスマイナスが逆にセットされている可能性があるので確認しましょう。

平穏な朝が戻りました

充電池を新品に交換して、電源ケーブルを刺し直すようなせわしない朝は過ぎ去り、平穏な朝が戻りました。充電池は数百円程度ですので、それでQOLの低下を防げるのであればとっても安いものです。「すぐシェーバーの充電切れちゃうな~」と地味にお困りの方、交換してみるのはいかがでしょうか。

ただしこの記事を参考にして作業をしたことで、何かしらの損害が出てもいおぶろぐでは責任を取りかねますので悪しからず。

追記

ラムダッシュが壊れました…