真夏の高速道路上でクルマのタイヤがバーストした話
2020年の夏の話になりますが、高速道路上でクルマのタイヤがバーストしました。
タイヤのバーストについては、乗用車でも「『超』が付くほど珍しい」というほどのトラブルでもないようで、クルマ関連のサイトとかでそこそこ記事になっていたりしますね。
幸い、バーストにより怪我をしたり、一般の方にご迷惑をかけたり、ということもなかったので、経験談として記事にしておこうと思います。
バーストに至る経緯
2020年8月、夏らしい快晴のある日、キャンプに行こうと夫婦二人で、愛車のダイハツ・アトレーで神奈川県の海側を出発しました。
圏央道を北上し、鶴ヶ島JCTから関越自動車道に入ってしばらく走った後、突然細かい振動が後部から発生し始めました。
ゴトゴトゴト…
という感じの、振動というよりは「上下動」。
何かの共振かと思って減速して様子を見ますが、状況は好転せず。
左車線の左側に寄りつつハザードを焚き、最低速度の50km/hくらいで最寄りのインターチェンジを目指しますが、間に合いませんでした。
ドン!
という、見ずとも「ああタイヤが逝ったな…」とわかる音がして、さらに上下動が激しくなったので、路肩に停止。
タイヤってこんなにパックリ割れるんですね…😳
なんて呟く余裕は当時はなかったです。
それでも、路肩(とはいえ高速道路の本線から数メートルのところ)でジャッキをかけ、てきぱきとテンプタイヤへ交換しました。
余裕はなくとも落ち着いていたのは何故かというと、同乗者がおり、作業の手が多かったこともありますが、いおぶろぐはかつて、本線上でのパンクに2回も遭遇しているからです(あまり威張れることではない)…。
ジャッキを下げようとする頃に、JHの車が来たので状況を説明し、最寄りの出口まで後ろについていただきました。
一般道に出たら、事前に同乗者に調べてもらったカー用品店へ急ぎ、4本とも国産タイヤへ交換!
(そもそも165/55R13なんて国産タイヤしかカー用品店では売ってない…)
なお、ちゃんとキャンプには行って、楽しみました。
(初日の予定はだいぶ押しましたが…)
原因の考察
バーストした原因について、気になる要因がいくつかあったので書き出してみます。
- 月一程度で、オートバイを運搬している(運用が過酷?)
- それなのに、こまめなメンテをしてるとは言い難い
- 某量販店が扱ってる海外メーカーのタイヤである(しかも純正とは異なるタイヤサイズ)
- タイヤ交換後5年ほど経過している
- 気温が高い中、長時間の高速走行(とはいえ100km/hくらいですが)
オートバイをコースで走らせるために、平均して月一度くらいはトランポ(トランスポーター)としてアトレーを使っています。
が、車体と装備を含めて200kg程度ですので、成人男性3名を積んでいるのとほぼ同じ。過酷な使用状況とまでは言えないと思います。
それが毎日ならともかく、そもそもほぼ週末にしか運転していませんし。
トランポとして使う際はさすがに空気圧は気にしますが、バイク載せないときはそれほどでもありません。
バイク載せないときでも、高速に乗る前のガソリンスタンドでは空気圧チェックをしますが、今回は、前の週に満タンにしてあったため、すぐさま高速に乗った(つまり空気圧チェックをしなかった)気がします。
タイヤは、黄色い量販店が扱っている海外メーカーのタイヤでした。
とはいえ交換後5年経過していました。5年というのは日本メーカータイヤであってもそろそろ劣化が伺える時期ですので、このタイヤが海外製であろうがなかろうが、この「タイヤ交換から5年経過」が一番怪しい原因…?という気がします。
まとめ
- 交換後5年経過していたタイヤ
- 気温が高い中、長時間の高速走行
- 空気圧が低くなっていた可能性
というところですね、考えられる可能性としては。
そして、どれが一番原因に近いかどうかも、確定するのが難しいというのが厄介なことですね、この話って。
だから、「5年を超えたタイヤは出来るだけ早く交換」するしかないですね、不意のバーストを防ぐには。
それをしても、残念ながら走行中に「バーストの予兆」(今回のいおぶろぐのような「細かい振動」など)を感じた場合は、すぐに減速したり路肩に寄せたりして、被害が拡大しないようにしましょう。
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