Androidナビ ATOTO M4/A6 での通信環境

2020年2月27日

そういえばAndroidナビについて書こう書こうと思いながらも書けてないネタがいくつかあったのでボチボチ書いていきます。 ちなみにわが家のAndroidナビについてはこちらをご覧ください。

Androidナビを手に入れる前、通信には当然iPhone経由のテザリングを使うと思っていました。ですが意外と面倒くさいものです。「インターネット共有」をOFFにしてたらONにしなおさなきゃならないとか。細かいと言われそうですが、そういう積み重ねがイライラの原因にもなります。

そして、家人が一人で乗ったときのような「私のiPhoneが車内にない場合」にナビ機能が使えない、というのは案外痛いと気づきました。家人が私同様かそれ以上にITに強いなら良いものの、どちらもITに強いというご家庭は少数派でしょう…。

ですので、車のキーONで通信できるような環境を構築することにしました。

3Gドングル…?

ドングル、っていわゆるUSBメモリのような形をした機器のことです。「3Gドングル」と言った場合には、パソコンのUSBポートに挿すと携帯電話回線経由で通信できる機器のことを指します。いわゆる4G(LTE)に対応していても3Gドングルと言われたりします。

3Gドングルの一例

ATOTOをはじめAndroidナビは、それに対応していると謳うものも多いです。ドングルを同梱している機種もあります。

ATOTOは対応したドングルがあるっぽいんですが、情報が少なくてよくわからない…。もしかして、ドコモやソフトバンクがかつて販売していたドングルが動いちゃったりするんじゃね?という淡い期待を込めていくつか買って試してみましたがことごとく玉砕…。

Androidのログファイルから状態を見てみると、USBポートに何か刺さっていることは認識しているみたいですが、対応するドライバがない模様。モデムドライバ自体は存在しているようなので、それが対応しているデバイス名のデバイスが刺されば動く。という話です。日本国内で流通しているドングルが対応してないってだけで…。

モバイルルータ…?

ATOTOで動く3Gドングルを日本国内で(そして安価に)入手できないとなると、使うべきはモバイルルータでしょうか。

モバイルルータとはこういうやつです。

しかし、これはいおぶろぐ的には問題ありです。「電源が切れない」(ナビ電源に連動しない)ってことが。 モバイルルータは他では使わないので車に放り込みっぱなしになるのですが、平日駐車場に止めてる間、充電が切れるまでは作動するんですよね。仮にSSIDのパスワードをクラックされて悪意のある第三者に使われてしまったら、ギガ盗まれてしまうかもしれない。極端な想像かもしれないけど、なんにせよ自分の管理下でないところ(駐車場)で動き続けているのはちょっと気持ち悪いです。 そして使いたい週末には充電が切れており、すぐには使えなくてまたイラつく…。

電源の切れるモバイルルータ…?

じゃあ電源が切れるモバイルルータがいいかというと、電源スイッチがあったとしても手動スイッチなら結局煩わしくてやらなくなるよね。そして電源スイッチ付き製品なんて存在するのか?

じゃあ自動で電源ON/OFFしてくれるもの…?というか例えばUSB給電されてるときだけ動作するような機器があればいいのでは?…でもそんな都合のいいものはないんですよね。モバイルルータはいつでも使えることがよいのであって、電源を切る機能に意味がないんですよね。

そうだよねーそんなものないよねーと思いながらネットを漂っていると、「(USBケーブルにちょっと細工すれば)USB給電時のみ動くモバイルルータ」があるというネタを発見!

USB給電時のみ動作するモバイルルータ! それはドコモ L-09C! アキバで2018年当時、中古で2000円弱くらいだったと思います。

ドコモ L-09C!

USB給電時のみ動作させる方法など、もちろん L-09C の取説には書いてない(はず)なので裏技です。

「USB4番ピンを抵抗を通してGNDにショートさせる」

これにより、L-09CはUSBからの給電時のみ動作します。詳しくは以下のページなどをご参照ください。

他のページも参照すると「OTGコネクタをかませる」等の方法もあるようです。コネクタ内部で同様に4番ピンがショートされているようですね。ただ当時、アキバで在庫を見つけることができず、自作することにしました。

千石通商さんで56kΩの抵抗を数本(失敗したとき用に)購入し、地元のダイソーで半田ごてとはんだ、そしてUSBケーブルを購入。このUSBケーブルは充電と通信をスイッチで切り替えられるというもの。このスイッチ部分を改造エリアにしてみましょう。

工作途中の写真はありませんが…。スライドスイッチの部品は外してあるので中身が見えます。横切る金属の線がありますが、これが56kΩの抵抗です。

L-09C にSIMを刺し、電池パックを入れずに、改造したUSBケーブルを刺します。

ちょうどよく、わが愛車アトレーにはハンドルの下に謎の隙間があったので、そこに L-09C を放り込みます。

これにて、携帯電話を持たずともAndroidナビで通信できる環境が整いました!

ちょっとだけ誤算

「車のキーON → AndroidナビON → L-09C通電 → 電波を探しに行く → 電波掴む」という過程を経るので、電波を掴んで通信できるようになるにはある程度の時間がかかります。なのでコンビニから戻ってきてさあ経路検索!って時に、ちょっと出鼻をくじかれる感はあります。

そんな時には、まず買ってきたコーヒーでも飲んで一服してから検索しましょう😊