現時点でおそらく最安のケータイプランが出たぞ! ~日本通信SIM・合理的シンプル290プラン~
日本通信といえば老舗のMVNOであり、b-mobileブランドでいわゆる「3Gドングル」であったりデータ通信・音声SIMを発売していた(している)会社です。
それが「日本通信SIM」なんてブランドも立ち上げていたんですね。
…と、これだけなら「ふーん」な話なんですが、2022年1月に「『合理的プラン』シリーズ」を発表しました。
そのうちの一つである合理的シンプル290プランが、「ほぼ受信だがたまに発信もする」という、高齢親世代に持たせるいわゆるケータイプランとして有能なのでは、と思い記事にしてみました。
料金シミュレーション
条件は、「ぷりペイド移行先検討」でやっていたものと同じにします。
すなわち「高齢の親に持たせる」用途で受信が多め(だけど発信もある程度する)というものです。
ネットどころかLINEも使用しない、テキストのやり取りはSMS(ショートメッセージ)で、という前提です。
- 発信:5分×4回
- SMS:10通
- ユニバーサル料:5円(多めに仮定)
プラン名 | 基本使用料等 | 通話料 | SMS送信料 | ユニバーサル料等 | 合計料金(税込)/月 | 年間総額 |
---|---|---|---|---|---|---|
au・ VKプランS(N) | 998 | ー | 30 | 5 | 1,137 | 13,644 |
OCNモバイルONE・ 500MB/月(新コース) | 500 | 200 | 30 | 5 | 809 | 9,708 |
日本通信SIM・ 合理的シンプル290プラン | 264 ※1 | 400 | 30 | 5 | 769 | 9,228 |
※1:税込290円から割り戻して算出しました。
年間総額1万円切り &
OCNモバイルoneの新コース超え
キターー!😍
解説
OCNモバイルoneの新コースも、月10分の無料通話が付いていますが、その割引分(月最大200円(税別))よりも、日本通信SIM・合理的シンプル290プランの基本使用料の安さが上回っている、ということですね。
公式ホームページにも「電話番号を維持しておきたい。」「待ち受け電話として使いたい。」(という人向けのプランである)との記述があり、戦略的価格ですよね。
さらに「合理的シンプル290プラン」には、70分ぶんの通話定額が月700円(税込)で付けられるとのこと。
ユニバーサル料を考慮してもほぼ月1000円(税込)。(ちょっと高くなったとしても)月々の料金を変動させたくない、という方はこちらの方がいいかもしれません。
注意
ただし、日本通信SIMでは、支払い方法にクレジットカードしか選べませんので、クレジットカードを持たない高齢者自身が契約者になることは出来ず、ご家族の協力が必要になります。
また、留守番電話オプションが月330円(税込)かかります。
(上記2点は、OCNモバイルoneでも同様です)
クレジットカードをお持ちでない方が、銀行口座からの引き落として支払おうとすると、やはりauのVKプランS(N)になってしまうようです。
まとめ
受信メインのケータイプランとしては、OCNモバイルone最強~!
って思ってた数日後に、それを上回る合理的シンプル290プランが出てきました。
しかもMVNOとして、接続料の引き下げなどに尽力されてきた日本通信から。
MVNOとしては、音声通話の料金は回線を持ってるキャリアの卸料金に依拠するので、自社の努力だけではどうにもならない部分ですよね。
そこを何とかしてくださった、という会社としての努力、姿勢には本当に頭が下がります。
受信メインのリーズナブルなケータイプランをお探しの方、ぜひ日本通信SIMさんも候補に入れてみてはいかがでしょうか。
追記
基本料は290円で日本通信SIMと同じなのに、通話料が日本通信SIMより安い、という格安SIMが出ました…。
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