BMAX Y11(11.6インチ 2in1 ノートパソコン) レビュー
CHUWI MiniBook キーボードを胡麻油で汚損し壊すという事故があり、ある意味勢いでポチってしまった、BMAX Y11 をレビューしてみます。
予想外の重さ(仕様通り)
予定通り2週間ほどでY11は届き(別便だったスタイラスペンの方が先に届いていたのですが)、いそいそと開封します。
重っ!!!!!😳
今までCHUWI MiniBookばかり使っていた右手には重い…。
いや、そもそも1kgって仕様にも書いてあるし、実測もその程度だから、重いというのはただの言い掛かりなのですが。
そして案外すぐ慣れました。そりゃたかが1kgだし、今のところ外に持ち出してないからね…。
質感は高い
中華PCの質感が低いだなんて誰が言った?って感じですね。CHUWI Minibook もそうでしたが、BMAX Y11も値段から考えたらオーバークオリティですよ。
フタはビシッと閉まって、むしろ開けづらいくらい(でもガチガチってわけでもない)。そして画面を裏返すときにはひっかかり感が一切ない。そんなの当然じゃん?って思うかもしれないけど
このPC、3万円ですからね?
しかもアクティブスタイラス対応の。
ただし熱い!
画面を裏返してタブレット的に使ったり、あるいは膝の上にのせてタイプしていたのですが。
熱っ!!!!!🤪
1時間とか使ってたわけじゃないです。多分ほんの20分くらいなんですが、特にキーボード側の右下底部が熱くなります。
持てないほど熱くはならない(と思う…)し、キーボード側にはさほど熱は上がってこない感じ(だと思う…)なので、テーブルに乗せて使ってる分にはそんなに気にならないと思います。
なぜか小さいキーボード
キーボードをポチポチ押してみたんですが…なんだろうこの窮屈感。CHUWI Minibookよりも打ち辛いぞ…? まさかと思ってキートップの大きさを定規で測ってみたところ驚きの事実が発覚。
CHUWI Minibook より、BMAX Y11 のキーの方が小さい!!!!!
たまたまMiniBookのキーボード部品があったのでY11と重ねてみましたが、「A」キーはともかくとして「Q」「W」「E」「R」キー見比べただけでも…小さいよね、Y11の方が!
実際(定規で)測ってみたところ、MiniBookの「Q」キー幅は1.6cm、Y11は1.4cm。2ミリの差ではあるものの、Y11でキー入力するとやっぱり「あれっ(キーボードに制限がないサイズのノートPC使ってるはずなのに)窮屈?」って思ってしまいます。
Y11のキーが小さいのは、製造メーカーの思想なのか、部品流用の結果なのかわかりませんが、ガワが大きいPCならキーボードはUMPCより快適だろうと無邪気に信じていたいおぶろぐにはちょっとショックでした…。
逆に言えばCHUWI(をはじめGPDやONE-NETBOOKなどUMPCを多く手掛けているメーカー)が「これだからUMPCは…」と言われないようにキー入力を快適にしようと頑張ってるんだな…、と思えました。
速さ
↑のページで、mouse C1 の結果が Y11 と同じくらいだと思うのでそちらをご確認くださいw
上記記事を見てもわかるとおり、ローエンドのPCといえど最近のPCでは「遅くて使い物にならない」的なものはほとんどなさそうです。まあ今の時代にメモリ4GBとかならわかりませんが、そういうPCはIT系ニュースサイトですでにいろいろ言われていることでしょう😜
とはいえ感覚的なレビューだけでも意味はないので、いくつかベンチマーク値を挙げてみましょう。
まずはCPUベンチマーク。CHUWI MiniBook のCPUと比較してみました。Y11のN4120は2440。MiniBookの 8100Yは3036。CPUベンチ値だけで考えると、N4120は8100Yの8割くらいの性能ですね。
CPU-Z:シングルコア 140.7/マルチコア 516.9
ちなみに、MiniBookは302.6/775.0。…どう判断すればいいかわからないけど、マルチで見ると、Y11はMiniBookの7割くらいの性能ってことですかね。
CINEBENCH:246
CHUWI MiniBook だと562だったようなので、画面描画が絡むとY11はMiniBookの半分の性能ってことですね。
まとめ
中華ECサイトでも$300くらい、日本のAmazonでも3万円台で入手できるPCと考えれば、アクティブスタイラス機能なしでもかなりコスパがいいモノであると思います。
そう、問題はそのアクティブスタイラス機能なのですが、それはまた次回。
追記
とか言いながら、その前にキーボードの意外な盲点についてレビューしました。
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