メルカリとヤフオクの出品者にかかる手数料を比べてみた

2019年3月28日2019年4月2日

みなさんもう、不要なものはオークション・フリマアプリで売って、経済を回すことが一般的になりましたね。

オークション・フリマアプリの2台巨頭といえば老舗「ヤフオク」と、高い女性人気の「メルカリ」ですが、どちらもいろいろ手数料がかかります。「場」を提供してもらってるので払うのは別にいいのですが、できれば安くあげたい！

というわけで、両者の「商品が落札されたときに出品者にかかる手数料」＋αを比べてみました。

ヤフオクの落札時手数料

出品者がどういう人かによって、かかる手数料が異なります。

Yahoo!プレミアム会員費は月額498円（税込）なので、毎月コンスタントに37000円以上売り上げるなら、会員になっておいた方がお得ですね。37000円売り上げた場合の手数料を差し引いた額は、

であり、その差は503円。会員費498円を払ってもまだ得ですね（5円ですが）。

ヤフオクにはオークション形式とフリマモードと2つの出品形式がありますが、落札時手数料に違いはありません。

そしてヤフオクは、売り上げからその手数料（場合によってはさらに送料）を引いた金額を、出品者の口座に振り込んでくれます。

メルカリの場合はいたってシンプルです。

となります。安くなる場合があるヤフオクと比べるとちょっと残念ですね。

そしてメルカリにはもう一つ落とし穴があります。「振込申請」をしない限り、売上金はメルカリ側が預かっているままです。商品3点が売れ、手数料を引いてそれぞれ500円、800円、650円の売り上げがあったとして、合計1950円をメルカリが売上金として預かってくれてます。

その残高は「振込申請」をすればメルカリが出品者の口座に振り込んでくれますが、その際に振込手数料がかかる場合があります。

…じゃあ売上金残高が10000円になるまで待つわ。と言いたいところですが、「売上金の振込申請期限」なんてものがあります。180日以内に振込申請しないと自動的に自分の口座に売上金残高が振込されてしまうんですね（その時の残高が1万円未満なら当然手数料がかかります）。

（2018/9/27から、振込申請期間が180日になりました）

出品者にかかる手数料についてまとめると、

となり、手数料だけを見れば、メルカリが不利かな、という気がします。

とはいえヤフオク、メルカリそれぞれ売れ筋商品に得手不得手があるので、場合によって使い分けるべきでしょう。

楽しいフリマライフを！

2019年3月末にメルカリから来たメールによると、振込申請ルールが変更になるそうです。（2019年4月23日15:00より）

なんと！残高が10000円以上あっても手数料がかかります！！！！

10円値下げされましたが、手数料が必ずかかるようになってしまいました。

メルカリは残高を引き出されたくないんかい！！！

…おそらくそうなのでしょう。残高をそのまま「メルペイ」で使ってね、ということなのでしょう。気持ちはわからんでもないですが、便利ならばみんな自然に使うようになるだろうに、ある意味無理矢理な施策で、ユーザー離れされないかちょっと心配…。

Posted by ioblog

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