いおぶろぐが昔使ってた 2in1 ガジェットを紹介させてください

2020年1月21日

いおぶろぐは最近UMPC、UMPCとうるさく言っていますが、UMPCというよりは「面白そうな」(または変態度の高い)端末に惹かれる傾向にあります。「サンデープログラミングお絵描き」という、MiniBook を買ったのと同じ理由で、「2in1」と呼ばれるガジェットをかつていくつか持っていました。誰に頼まれたわけではありませんが、それらをいくつか紹介します。

Jumper EzPad 5SE

Jumper(中柏)は CHUWI と並んでお値段安めのPCを出す中華メーカー。ただし、CHUWI が「CPUはこのくらいの廉価版搭載でいいんだよ、安くなるし」と言われるメーカーなら、Jumperは「もうちょっと力のあるCPU載せてくれれば使えるのになー」と言われる感じのメーカー(個人の見解です)。

そのJumperが出した、Surfaceそっくりの端末が「EzPad 5SE」。

キックスタンドがついてキーボードもオプションで付けられ、さらに筆圧感知スタイラスが使えるという、正面からSurfaceに勝負を挑んだ形のガジェット。しかもペンはワコム方式で、いおぶろぐはアキバで買ってきたサードパーティ製の互換ペンを使ってました(EzPad 5SE にペンは付属しているのですが、ショボすぎなんです)。ワコム式はペンに電源が不要なのがいいですよね。

とはいえCPUがCherryTrailのAtomである以上、Surfaceとの性能差は歴然。サンデープログラミングで使うにもVisual Studioが立ち上がるまで分単位の時間がかかるし、専用とはいえショボすぎるキーボードに嫌気がさして手放してしまいました。

キックスタンド+キーボードの2in1は、平らな机の上なら便利なのですが、例えば通勤時の膝の上に置いたカバンの上、とかで広げようとすると相当難しいんですよね。

とはいえ液タブとして期待していた方もいたようで、「ウインタブ」様では絵師さんに使ってもらったレビュー記事を上げたりしていました。

ASUS VivoTab

EzPad 5SE の前に持っていたのが、ASUS VivoTab TF810C です。こちらの方が本来の「2in1」と言われるものですね。キーボードドックに、タブレット部分をドッキングしてノートPC然として使えるというもの。キーボードドックは別売りなのですが、運よくドックとセットの商品をヤフオクで落とせました。

11.6インチのタブレット、ワコムの筆圧感知ペン搭載。外殻はメタルで仕上げの質感もいいです。そして特徴としては、キーボード側にもバッテリーが搭載されていること。ドッキングでフル充電状態だと、Windowsのバッテリーメーターで残14、5時間以上表示されていました。OSはWindows8.1でしたが、なんとWindows10にアップグレードできました。

画面の(物理的な)大きさは非常に良い感じでしたし、タブレット単体で使用するにも675gの重量はまあ許容できるものでした。しかしバッテリーを積むキーボードドックと組み合わせると重量は相当なもので、ドッキング状態で持ち運ぼうという気にはなれませんでした…とはいえ2kgは超えてなかったと思うので、あくまでいおぶろぐ的に許容できなかっただけ、ということなのですが。

でもやはり、思い立った時にちょっと絵を描こうにも675gはちょっと重いし、プログラミングに使えるほどCPUパワーはないしキーボード付けるとさらに重いし…ということで使う機会は減り、手放してしまいました。

まとめ

ギミックに凝った上にがっしり作ると当然重くなるし、手頃な価格を狙ったものはCPUパワーが足りない…。いおぶろぐに経済的余裕があれば何の問題もないのですが、なぜか次から次へと手に入れては手放してしまうんですよねえ…不思議です。と、手許のMiniBookを眺めながら思うのでありました。