古いPCとスキャナーを回収してもらった話

実家に眠ってたフラットベッドスキャナー、どうしよう。PC周辺機器は不燃ごみとしては持って行ってくれないんだよね。オークションで売ろうと思ったんだけど、古いものなので最新OS用のドライバがない。だから1円でも売れない。ドライバを入手しようにも、すでに販売会社もない。どうしよう…。

懐かしのネオススキャナー

そこで思い出したのが「みんなのメダルプロジェクト」。TOKYO2020用のメダルを「都市鉱山」から抽出しようというプロジェクト。だけど以前調べたときには、まずPCがないと回収してくれないって書いてあったんだよね。逆にPCさえあれば、周辺機器がいくつあっても(回収箱に入りさえすれば)いいらしい。

そんな折、家人の実家より古いPCが発掘された。

SOTEC AFINA Style。実物は初めて見た…

よし、まとめて回収してもらおう。

回収依頼

検索して出てきた都市鉱山プロジェクトの中のページ。携帯電話やカメラ、携帯ゲーム機などの小型電子機器は行政施設とかショッピングセンターとかに設置してある回収ボックスに投入できるけど、そうでない小型家電は、あくまで「PCと一緒に」回収してもらう必要があるっぽい。

今回はPCもあるので、「宅配回収を依頼する」をポチー。

すると回収業者「リネット」のサイトに進むので、言われるがまま必要項目を入力し、回収しに来てもらう日付を決めます。

申し込みが完了すると、リネットから確認メールが届きます。

回収!

指定した日になると、佐川の人が来て、箱を持って行ってくれます。

箱(封する前)はこんな感じ。箱は今回当方で用意しました。入る箱を探したら、大きめのものしかなかった…。

PC、スキャナと、突然認識しなくなった内蔵用ハードディスク。

佐川の人はあくまで荷物の回収だけなので、中身が条件のとおりか(申し込み時の品目点数と合っているかなど)は確認しません。当たり前といえば当たり前ですけど。

2019年4月のとある土曜日の午前に回収してもらって、翌日曜日の朝には「回収品が到着しました」メールが届きました。どこまで自動化されているのかわかりませんが、みなさまお仕事ご苦労様です…。

完了!

「作業が終わった」メールはどのくらいで来るのかなー3日後くらい?とか思ってたけど3日では来ず、忘れかけていたちょうど2週間後の日曜日に「処理完了のお知らせ」メールが届きました。

お預かりした回収品は、環境省・経済産業省の認定工場で、適正に処理が完了しました。今後、それぞれの資源毎に金属精錬事業者等により、再生利用されます。

とのことです。

「コレ(スキャナー)は対象外だ!」「ハードディスクが申し込み時の回収対象に入ってなかったぞ!」「送り返してやる!」って事態が一番怖かったんですが、そうならなくて良かった。

というかリネットのページに回収品目例が五十音で検索出来て、

スキャナーはちゃんと入ってましたね…。

衝撃の事実発覚?

今回記事を書くにあたって改めて調べてみたのですが。

2019年3月31日をもちまして、メダルプロジェクト用の小型家電リサイクル回収は受付を終了しました。

マジかよ。

で、でも私が4月に入ってから受付したよ…?

ああ、「みんなのメダルプロジェクト用の」回収は終了したってことか。

無料での回収がいつか終了するのかはわからないけど、少なくとも私は2019年4月でも無料で回収してもらったし、部屋を占拠してる売れそうにもない古い家電がある人は、申し込んでみてはいかがでしょう。