auのプリペイド携帯の移行先を検討しよう ~OCNモバイルONEの新プラン編~
というわけで、もう2年近くやってる『高齢の義母が持つ、au「ぷりペイド」の移行先探し』シリーズです。
「まとめ編」をアップした後に、MVNOが新プランを出してきやがったぞ…!
この記事で紹介しているのは、2021年初頭に発表された「新料金プラン」です。
2021年の年末に、OCNモバイルoneが「ドコモのエコノミーMVNO」になった際に発表された「500MB/月(新コース)」については、以下の記事をご覧ください。
OCNモバイルONEから通話がお得な新プランが!
そのMVNOはOCNモバイルONE。2021年3月中旬に新プランを発表すると言っておいて、競合MVNOであるIIJmioが一足先に新プランを発表すると、「このままでは対抗できない」と思ったのか、2週間ほどプラン発表を先延ばししました。
満を持して発表された新プラン、「データ1GB+音声通話で770円(税込)/月」!
これもこれでかなり衝撃価格なのですが、さらに衝撃なのがコレ。
2021年4月7日(水)から、「OCNでんわ」で発信可能な日本国内通話であれば、お客さまによるプレフィックス番号の付加(「OCNでんわアプリ」を使った発信など)をいただかなくても、標準の電話の使い方で発信すれば10円(税抜)/30秒で通話できます。
つまり普通に電話するだけ(専用アプリを起動することなしに)で、今までの大手やMVNOの平均的な通話料であった「20円/30秒」の半額ってことですね。
これ、「かけ放題」を選ぶほどではないけどちょこちょこ通話する、という層にとっては案外重大なのでは?そしてこれなら、結構お安くなるのでは?
シミュレーション
というわけで、早速シミュレーションしてみましょう。条件はいつもの通り「高齢の義母に持たせる」用途で受信が多め(だけど発信もある程度する)なやつです。
- 発信:5分×4回
- SMS:10通
- ユニバーサル料:5円(多めに仮定)
プラン名 | 基本使用料等 | 通話料 | SMS送信料 | ユニバーサル料 | 合計料金(税込)/月 | 年間総額 |
au・VKプランS(N) | 998 | ー | 30 | 5 | 1,137 | 13,644 |
OCNモバイルONE | 700 | 400 | 30 | 5 | 1,249 | 14,988 |
以前記事にしましたが、ホントの最安は楽天モバイルなんです。しかし楽天はガラケーが使えないという(いおぶろぐ的には)弱点があるんですよね。ガラケー(フィーチャーフォン)が使えるキャリアの中では最安と思っていたVKプランS(N)に対し、OCNモバイルONEの新プランは、月あたり100円ちょっとの差まで肉薄しています。
逆に、SMSを増やして通話を減らせば、VKプランS(N)よりもお安くなる可能性もあるんじゃないでしょうか。
シミュレーション(通話減らすVer.)
- 発信:5分×2回
- SMS:20通
- ユニバーサル料:5円
プラン名 | 基本使用料等 | 通話料 | SMS送信料 | ユニバーサル料 | 合計料金(税込)/月 | 年間総額 |
au・VKプランS(N) | 998 | ー | 30 | 5 | 1,137 | 13,644 |
OCNモバイルONE | 700 | 200 | 60 | 5 | 1,062 | 12,744 |
通話減らし、代わりにSMS送信回数を倍にしたシミュレーションをしてみたところ、OCNモバイルONEの方が安くなりました!
VKプランS(N)は通話料込なので、通話を減らしても料金は減らないが、OCNモバイルONEの新プランならば、通話を最低限にしてあとはSMS、などの工夫をすれば、月額税込1,000円運用も見えてきますね!
フィーチャーフォンが使えるSIMでは最安?
先に書いた通り、スマホを使っていいなら最安は楽天モバイルの Rakuten UN-LIMIT Ⅵ なんです。
とはいえここでは高齢の義母に持たせるサービスを探しているので、やはりガラケー(フィーチャーフォン)の方が良い。そしてOCNモバイルONEだと、フィーチャーフォン(ガラホですが)も動作確認済み端末一覧に含まれています。
でも、それらの端末が、中古で買おうとしても結構お高い…2021年4月現在で3万円台とかする機種もあり、だったら素直にVKプランS(N)にして、フィーチャーフォンを一括3,300円で買った方がお得かもしれない…しかも新品ですし。
まだまだ迷う余地はありますね…
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