CHUWI MiniBook 2か月使ってのレビュー ~キーボードについて~

CHUWI MiniBook が手許にやってきて約2か月。当初のキーボードと光学マウスについてのレビューはこちら。

とはいえ2か月使ったら当初の印象と変わったところもあるでしょう。ということで再レビューしてみました。ちなみに英語キーボードです。

キーボード全般

打鍵感いいです、すごく。「コツコツ」という感じの音はしっくり来ますし、煩くない。

以前使っていたGPD Pocket2ではついにEnterキーの小ささと、それからくるミスタッチの頻度の高さに慣れなかったのですが、MiniBookではミスタッチないですね。Enterキーの高さ自体は通常キーと変わらず、幅が少し広いだけなのに。

Delキーと隣り合ってる「P」はミスタッチでDel押しちゃったりするんじゃないかと思ってたけど、ないですね(そもそも「P」の頻度が低いってのもあるでしょうが)。同じく、3つ隣り合ってる「,」「.」「/」も、特に真ん中の「。」は押しづらいんじゃないかと思ってましたが、意外にも他のキーと同時押ししてしまう頻度は低いです(全くないわけではないけれど)。

ただ、スペースキーをミスって左クリックボタンを押してしまう頻度が意外と高いです。スペースキーとクリックボタンの上下が逆でも良かったように思います。

光学マウス

マウスを動かそうとして、指を右上にやる癖はようやく直ってきました(GPD Pocket2では光学マウスがキーボード右上にあったので)。

そして、ダブルタップ=クリックとなったのはうれしい(P2では光学マウスのセンサを物理的に押し込む必要があった)んですが、タップの感度があまり良くないですね。ですので画面タッチを積極的に使うようになりました。7インチ画面だと、男性の指に対してウィンドウの「×」ボタンが微妙に小さくてミスタッチするので避けてたのですが、8インチ画面だとジャストサイズなので押そうという気になります。※個人差があります。

そして、AutoHotKeyを使って、光学マウスとのコンビネーション入力でスクロールを実現したのですが、上記の通り画面タッチ頻度が上がったため、スクロールもタッチでやるようになってしまいました。

キーボード(機能キー等)

QWERTキーの直上にあるファンクションキー、さらにその上にある特殊キーは、押しやすさという点では問題ありません。

ですがFn反転機能は欲しかった…。日本語入力時の「F7」「F10」をFn同時押ししなきゃならんのは結構ストレスです。

また、日本語入力切替のAlt+「~」は、どうしてもまだ「~」が画面の端にあるという思い込みから脱却できずに一拍考えてしまいます。慣れの問題といえばそうなのですが、Tabの右隣とかだったらもっとスムーズだったろうに、とか考えてしまいます。

PrintScreenキーがないのはどうしようもないので、AutoHotKeyを使って「Insert/Pause」キーに割り当てている、というのは以前記事にしました。

基本的に、この項で指摘してることは、すべてAutoHotKey等でキーを割り当てれば済むことですね。

まとめ

8インチ画面を搭載することで、画面が大きくなったこともメリットですが、一番のメリットはキーが大きくなったことだと思います。この記事もMiniBookで書いてますが、デスクトップ機のキーボードとほぼ変わらない速度で打鍵できてると思います。それは物理的にキー一つ一つのサイズが普通のPCのサイズと変わらなくなっていることが非常に貢献していると思います。

テンキーも備えたキーボードと同じような速度で打鍵するのはさすがに難しいとは思いますが、適宜画面タッチも駆使するなどの工夫をすれば、相当快適な入力環境が得られるキーボードの仕上がりだと思います。