2019年後半はUMPC新製品が増えるのか?あの博士も予測!

「山根博士」といえば、そりゃもう古い時代からデジタルガジェット、携帯電話機について我々に教えてくださる、香港を拠点に活動する山根康宏さんですが、その山根博士が書かれた記事にUMPC関係のものがありました。

さて、現在市場で人気となっているGPD PocketやOneMixシリーズは、それらのメーカーが自社で開発した製品で、これに続くメーカーも今のところまだ数社のみと、参入企業の多さという点ではまだ少ないのが実情。しかし今年は、ついに複数メーカーから製品が出てくるかもしれません。というのも、ノートPCのODMメーカーがUMPCに興味を示し始めたからです。

中小メーカーのノートPCは自社で開発されたものではなく、相手先ブランドの製品設計から生産までを行うODMメーカーの製品であることがあります。今年5月末に台北で開催されたCOMPUTEX TAIPEI 2019にも、そんなノートPCのODMメーカーが多数出展していました。その中でUMPCを見ることができたのです。

ODMとは、「中身はワシらが作ったる。キミらは自分のブランドロゴをそれに貼り付けて売ったらええやん」という商売の仕方ですね。裏方に徹していますが、「下請け」でもない。開発・製造のみを請負うやり方ですね。

記事中に紹介されていた7インチYOGAマシンは、「CPUにAtomを採用した OneMix(初代)」といった感じのマシンでした。ですがODM先のリクエストに応じてスペックは引き上げられるでしょう。

こういう商品も含め、UMPCがもっと機種が多くなって、消費者の選択肢が増えればいいなあ。そして願わくば、価格が下がってくれればなあ!(本音)

個人的には、ODMメーカーではありませんが Jumper(中柏) というメーカーに期待してるんですよね。Surfaceクローンを作った(しかも激安)ことで日本でも一時注目された会社です。Surfaceとほぼ同じ体積に詰め込んだ設計できるメーカーなんだからUMPCも出来るんじゃないかなーと期待してるんですけど、Jumper は何でも安く出すので、小型化に開発費がかかるUMPCは割に合わないのかと思ったり…。

でも、今後のUMPCに期待です!